カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動から排出されるCO2を、他者の排出削減活動を支援することで埋め合わせるという仕組みです。自社が排出するCO2を把握し、減らす努力をした上で、削減できなかった排出量に見合う削減活動への資金提供等を行うことにより、排出量を実質的ゼロにします。
クレジットの地産地消
地域のカーボンクレジットを活用することで、地元の持続可能なプロジェクトや取り組みへの支援が可能となります。これにより、地域経済が活性化し、雇用創出や地域産業の振興が期待され、カーボンニュートラルと地域共生への貢献に繋がります。
Scope1
(直接排出)
事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(社用車/フォークリフトから排出するCO2)をオフセットする
3,813
ℓガソリン
算定範囲:
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2023年4月~7月 社用車8台のガソリン使用量
-
2023年4月~7月 フォークリフト2台のガソリン使用量
9
ton
CO2
当社の社用車/フォークリフトから排出するCO2を算定し、富山市のカーボンクレジットを活用して、オフセットを実施しました
カーボンオフセットでゼロにします
算出方法:
自社の活動量に単位量当たりの温室効果ガス排出量を掛け算すると、排出量は8.85ton-CO2となります。算定の精度を保つため、以下の公的機関が公表している排出原単位を使用しています。
データベース:温対法算定・報告・公表制度
作成機関:環境省、経済産業省
地域と共にカーボンニュートラルへ
当社は、自社のCO2オフセットを実施し、「とやまの森を守る活動」を支援することで、地域の森林整備を一層促進し、それにより地域の活性化に寄与します
このプロジェクトへの支援により、短期的には地方への資金の流れを強化し、地域経済の発展を促進します。中長期的には、地球温暖化影響に対する適応、地域資源の活用、ならびに地域の安全・安心や地域活性化が期待されています。
オフセットプロジェクト
富山市と森林組合による間伐促進型森づくり事業
「森のチカラ」富山プロジェクト
平成22年7月8日に、富山市、婦負森林組合、立山山麓森林組合との3者で、市内の森林整備の促進・間伐材の一層の有効利用・温室効果ガスの削減を図ることを目的に、「富山市カーボン・オフセット運営協議会」(会長:富山市長)を設立しました。同年度から県内初の取り組みとして、環境省のJ-VER制度を活用し、間伐の実施により木の成長が進むことにより増加するCO2吸収量をクレジット化し、そのクレジットを環境貢献企業に購入してもらい、その販売益を活用して「豊かなとやまの森づくり」を進めようという「森のチカラ」富山プロジェクトに取り組んでいます。
※イメージ
カーボンクレジット詳細
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認証制度名:オフセット・クレジット(J-VER)制度
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プロジェクト実施者:富山市カーボン・オフセット運営協議会
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プロジェクト名:富山市と森林組合による間伐促進型森づくり事業 ~「森のチカラ」富山プロジェクト~
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プロジェクトタイプ:森林経営活動によるCO2吸収量の増大(間伐促進型プロジェクト)
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クレジットの無効化日:2023年09月12日
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クレジット数:9.0トン
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クレジット特定番号:JP-200-000-000-570-951~JP-200-000-000-570-959
※イメージ
数字で見る Fineplas
1967年
設立
277名
従業員数(連結)
3.2億円
資本金
79億円
売上高(2023-03)
ファインプラス株式会社
代表取締役会長 三宮 悟治郎 コメント
ファインプラスは、魅力ある製品を提供し、お客様に感動を与えるグローバルサプライヤーになるべく、常に高い視点と広い視野を持つ行動を実践しています。また、『環境マネジメント活用』を推進し、地球環境との調和を目指すことを環境宣言として掲げ、高効率設備やPPAの採用など、段階的にCO2削減を図っています。
日本海ガス絆ホールディングスグループ様、テックシンカー様とのモデル事業では、新たなCO2削減手法として、地産地消カーボンクレジットを活用したCO2の地域循環オフセットに取り組みました。
引き続き、自動車産業の基盤を支えると同時に、地域課題解決に貢献するサプライヤーとして、更なる成長を目指してまいります。
これまでの取組み
当社は、地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し、全組織を挙げて『環境負荷の低減』及び『環境保護』に努力しています。
※この取り組みは、カーボンオフセットを支援する「株式会社テックシンカー」によりプロデュースされています。