カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、排出量が減るよう削減努力を行った上で、どうしても排出される温室効果ガスについて、他の温室効果ガスの削減・吸収活動を支援すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方です。
クレジットの地産地消
地域のカーボンクレジットを活用することで、地元の持続可能なプロジェクトや取り組みへの支援が可能となります。これにより、地域経済が活性化し、雇用創出や地域産業の振興が期待され、カーボンニュートラルと地域共生への貢献に繋がります。
Scope3
カテゴリ7
97
名の製造に携わる従業員
2023年4-6月の自家用車通勤
99,247
総通勤距離(km)
9.6
ton CO2
排出量
排出量の算出:
燃費法を採用し、エンジン種類ごとに通勤距離と燃費からCO2排出量を算定します。
CO2排出量 =
(通勤距離÷燃費)X 単位発熱量 X 排出係数 X 44/12
通期距離は実通勤距離を用いて、燃費は国土交通省が公表した燃費平均値を使用します。算定の精度を保つため、以下の公的機関が公表しているデータや排出原単位を使用します。
データベース:温対法算定・報告・公表制度、自動車燃費一覧
作成機関:環境省、経済産業省、国土交通省
9.6ton-CO2を身の回りのものに例えると、
714
本分
杉の年間吸収量
10
25mプール
杯分
4
世帯分の年間排出量
9.6ton-CO2
カーボンオフセットでゼロにします!
当社は、自社のCO2オフセットを実施し、「とやまの森を守る活動」を支援することで、地域の森林整備を一層促進し、それにより地域の活性化に寄与します
本プロジェクトへの支援により、短期的には地方への資金の流れを強化し、地域経済の発展を促進します。中長期的には、地球温暖化影響に対する適応、地域資源の活用、ならびに地域の安全・安心や地域活性化が期待されています。
富山市と森林組合による間伐促進型森づくり事業
「森のチカラ」富山プロジェクト
平成22年7月8日に、富山市、婦負森林組合、立山山麓森林組合との3者で、市内の森林整備の促進・間伐材の一層の有効利用・温室効果ガスの削減を図ることを目的に、「富山市カーボン・オフセット運営協議会」(会長:富山市長)を設立しました。同年度から県内初の取り組みとして、環境省のJ-VER制度を活用し、間伐の実施により木の成長が進むことにより増加するCO2吸収量をクレジット化し、そのクレジットを環境貢献企業に購入してもらい、その販売益を活用して「豊かなとやまの森づくり」を進めようという「森のチカラ」富山プロジェクトに取り組んでいます。
※イメージ
カーボンクレジットの詳細
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認証制度名:オフセット・クレジット(J-VER)制度
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プロジェクト実施者:富山市カーボン・オフセット運営協議会
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プロジェクト名:富山市と森林組合による間伐促進型森づくり事業 ~「森のチカラ」富山プロジェクト~
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プロジェクトタイプ:森林経営活動によるCO2吸収量の増大(間伐促進型プロジェクト)
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クレジットの無効化日:2023年09月21日
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クレジット数:10.0トン
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クレジット特定番号:JP-200-000-000-570-960~JP-200-000-000-570-969
《金剛化学株式会社》
ビタミンB1を合成・製造する企業として設立して以来、富山県内では数少ない有機合成をする化学会社として、多くの原薬と中間体等を製造し国内外の製薬メーカーに供給しております。
近年は自社原薬に留まらず、積極的に新薬の中間体の受託生産・開発に取り組んでいます。受託品とジェネリック医薬品開発の拡大強化を目的に、中規模受託品及び大型受託品設備の増強、新工場の建設、API対応クリーンルーム化工事を実施し、受入体制を整えました。品質管理面においては最新の分析機器・装置を配備し、製造設備においては精製工程以降のコンタミネーションを排除できるハード面の充実に努めています。
更に、受託製造の幅広い要望に応えるため、低温反応缶(最大容量6KL/-90°Cまで反応可能)他、特色ある装置を多数取り揃えています。今後も、得意とする合成技術力とGMP管理力で、高品質の後発医薬品薬原体の提供と治験薬から商業生産までのトータルサポートを目指します。
金剛化学株式会社
代表取締役社長 金森 俊樹 コメント
ビタミンB1 の合成・製造からスタートした金剛化学は、おかげさまで創業 82 年を迎えます。弊社が製造している医薬品原薬や合成中間体には厳しい品質管理・製造管理が求められています。
昨今、「カーボンニュートラル」や「脱炭素」のワードを目にしない日はありません。弊社は、これまで工場の省エネや CO2 削減施策に加え、細心の品質・製造管理に努めてまいりましたが、今回、日本海ガス絆ホールディングスグループ様、テックシンカー様とご縁があり、初めてスコープ3のオフセットモデル事業に参加させていただきました。
本事業での経験を踏まえ、さらに環境と調和した事業活動を目指し、不断の進歩を積み重ねてまいります。
環境への取り組み
私たちは、次世代に引き継ぐ地球環境保護の重要性を認識し、環境保全に積極的に取り組み、社会との共生に配慮した、安全で健康な暮らしをサポートできる企業を目指しています。
※この取り組みは、カーボンオフセットを支援する「株式会社テックシンカー」によりプロデュースされています。